はじめに

ネタ探し中なので、菌ちゃんのかかった病気の中で自慢(?)できるようなことを紹介します。
私もガキのころは、いっぱしの暴れん坊でした。そんなある日、菌さんに起こった悲劇を紹介します。

仮面ライダーで骨折!?

あれはたぶん、幼稚園の前くらいだったかと記憶していますが、ほとんど覚えていません。
たぶん、春頃の日曜日だったと思いますが、あのころって仮面ライダーが大流行していました。赤い風呂敷を首に巻いて、2本線のジャージを着てですね。。。まぁええか。
ところで、エンディングで「よい子のみんなはマネをするなよ・・・」とか言っていましたが、少なくとも一人はマネをやったバカがここにいます。
2番目の兄貴と家の中で「仮面ライダーごっこ」をやっていたのですが、机から飛び降りたときにバランスを崩して左手から落ちてしまいました。一瞬の沈黙のあと、「わ~~~~~~~~っ!!」っと大泣き。台所にいた母と一番上の兄貴が飛んできたのを覚えています。
母親が何とか落ち着かせようとしているんですが、あの刺すような激痛の前には、もぉ~声を張り上げて泣くだけでした。
とっさに母親は、私が着ていた服の左腕から先を全部切ってしまって(痛がるから脱がせられない・・・)、腕を見るとパンパンに腫上がっていて、また大泣き状態。まぁ1時間も叫んでいると、そのうち疲れて「ヒクヒク」になるんですけどネ。
でも、不思議なもので、夕方父親が帰ってくるころには少し痛いくらいで、そんなに痛くはなくなるんですよね。母親も「う~ん。。折れていると思ったんだけど~大丈夫かな?」とか言っておりました。
うちは兄弟は全員父親と一緒に風呂に入っていたんですけど、「この分じゃ大丈夫でしょ?」ってな感じで風呂に入りました。
風呂から上がるとパニックです。もぉ~前よりもっと巨大に腫上がって、痛いのなんのって・・・そりゃ想像を絶する激痛ですよぉ。

※教訓:折れてるときは暖めたらダメ

その晩は一晩中泣きどおしでしたが、うちの父親って結構怖かったんですよ。寝ている近くで騒ぐと鉄拳ものでしたから。
で、その怖い「とぉさま」が隣で寝てる図を想像してみてください。声も上げられなかったっすよ。
ところが、ここで今でもハッキリ覚えているんですけど、うちの母親がですね。「お守り兼ハンコ」入れを持ってきて「菌ちゃん、この中には菌ちゃんのおじいさんとひぃおじいちゃんと、そのまたおじいちゃんが沢山いるんだよ。これを腕に乗せておくと痛くなくなるからね。でも、もしも落としたら、おじいちゃんたち、怒って痛くするからね」と言って、それを腕に乗せたんですわ。子供心に本気で信じましたね。
でも、子供だから痛くなくなると寝ちゃうじゃないですか。そうしたら動かすでしょ?そしたら「ポト」っと落として「ギャ~~~!」。
母が「ほら、落としたから、おじいちゃん怒ってるよ」って。これで一晩ほとんど寝なくて過ごしました。
次の日病院に行って腕を石膏で固められた記憶はあるんですけど、それから先は覚えていません。
母親の話では、家に帰ってしばらくは「フニャフニャ」してたけど、そのうち死んだように寝ていたってことです。

次に覚えているのは石膏を取るときのこと。なんだか、赤エンピツで2本程度線を入れて「そんじゃ~はじめよっか♪」って言われたのは何となく覚えていますが、「ナニヲハジメルノカナ~(^-^?」って思ってたら、みんなに押さえつけられて電動ノコギリみたいなので、「ギュィ~~~~ン」ってやられたのが非常に怖かったのだけは強烈に覚えています。

さて、ここまで読んでみて、何か不思議に思いませんか?
なぜに病院に前日行かなかったか??って。答えは簡単です。「うちは、そういう家庭だから」(ToT)。
これは盲腸編でも・・・明らかになるかも?